地域別の最低賃金
厚生労働省は、地域別最低賃金が生活保護の給付水準を下回る「逆転現象」が現時点で起きていないことを明らかにした。
最低賃金は、労働者（パートを含む）が働く人が受け取る最低額です。
現在の最低賃金の平均額は時給で７８０円です。
全都道府県で最低賃金の給料から税金などを差し引いた手取り額は生活保護水準を上回っていた。
北海道の最低賃金は時給７４８円（前年７３４円）となっています。
引上げ額は１４円になります。
今年の引き上げ額はこれから議論が始まりますが、労働者は１円でも多く、経営者は利益還元の範囲内を考えている。
その際、零細企業の厳しい内情も考慮していくべきではないでしょうか。
すべてが、大企業中心の考えでいけないと思います。
そのため、最低賃金審議の場に零細企業の労使代表を入れた構成にしてほしいものです。