年次有給休暇の計画的付与
年次有給休暇の「計画的付与制度」を活用
年次有給休暇の付与日数のうち、5日を除いた残りの日数については、労使協定を結べば、計画的に年次有給休暇取得日を割り振ることができる制度です。
この制度を導入している企業は、導入していない企業よりも年次有給休暇の平均取得率が8.1ポイント高くなっている(平成25年)
この制度を導入することによって年次有給休暇が取りやすくなると考えられます。
1.導入のメリット
事業主:労務管理がしやすく計画的な業務運営ができます。
従業員:ためらいを感じずに、年次有給休暇を取得できます。
2.日数
付与日数から5日を除いた残りの日数を計画的付与の対象にできます。
3.活用方法
○ 一斉方式 :全従業員に対して同一の日に付与。
○ 交代制付与方式:班・グループ別に交代で付与。
○ 個別付与方式 :従業員個人ごとに付与。
*企業、事業場の実態に合わせたさまざまな付与の方法があります。
参考サイト
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/dl/yukyu_poster6-00.pdf